昭和36年9月16日 宮崎県高鍋町の浄土真宗本願寺派称専寺の長男として生まれる。
お寺の跡継ぎの身であったが、思うところあって昭和55年県立高鍋高校卒業後、国立宮崎医科大学に進学、医師となる。
昭和61年に宮崎医科大学第2内科に入局、日夜患者さんの診療にあたったが、医師として人の生と死に直面するうちに、仏教の大事さを痛いほど感じるようになり、29歳で大学病院を辞し京都に上る。大阪行信教校や伝道院住職課程で本格的に仏教を学んだ後、帰郷。
現在は自坊称専寺の第16代住職を勤めながら、近くの内田医院で内科医として診療にあたる毎日を送っている。平成20年からは宮崎大学医学部・医療人育成支援センターの非常勤講師も拝命、医学生に仏教の考え方を教示している。
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